やおよろずのもり八百万の杜

この占いの仕組みを、全部公開します― 八百万の杜は、あなたの名前に何をしているのか ―

算木と巻物。占いの計算の仕組みを表すイメージ

占いサイトに名前を入れるとき、少し不安になりませんか。 この名前はどこかに送られていないか。結果は適当に選ばれているだけではないか。 当たる・当たらないの前に、何をどう計算しているのかを 知りたい——そう思う方のために、このページを作りました。 当サイトの中身を、隠さずそのまま書きます。

先に結論だけ

  • ・乱数(ランダム)は一切使っていません。すべて画数からの計算なので、同じ名前なら何度でも同じ結果が出ます。
  • ・お名前は外部に送っていません。計算はすべてブラウザの中で完結します。
  • ・五格と吉凶は伝統的な枠組み、守護神と前世は当サイトの創作です。境目をはっきり書きます。

1. 五格をどう計算しているか

五格の式は、実際に動いているコードと同じものをそのまま載せます。 例はすべて「山田 太郎」で統一しました(山3・田5・太4・郎9画)。

格式
天格姓の画数の合計一字姓は霊数1を足す(林=8+1=9)山田 = 3+5 = 8
人格姓の最後の字 + 名の最初の字五格でいちばん重く見られる格山田 太郎 = 田5+太4 = 9
地格名の画数の合計一字名も霊数1を足す太郎 = 4+9 = 13
総格姓と名すべての合計霊数は足さない山田太郎 = 3+5+4+9 = 21
外格天格 + 地格 - 人格0以下になる場合は1として扱う8+13-9 = 12

出た数字が81を超えるときは、80を引いて1〜81の範囲に戻します(85画 → 5画)。 その数字を81数理の表にあてはめたものが、 画面に出る吉凶です。なお「霊数1を足すかどうか」は流派で分かれるところなので、 鑑定画面で足す・足さないを切り替えられるようにしてあります。

2. 画数の辞書について

画数は感覚で決めているわけではありません。KANJIDIC2という公開漢字データベース (約13,000字)を土台にしています。EDRDG が CC BY-SA 4.0 で公開しているデータです。

  • ・旧字体モードでは、新字体から旧字体へ字を置き換えてから画数を引きます(沢→澤で7画→16画)。くさかんむりを「艸」6画、しめすへんを「示」5画と数える流派のルールにも対応しています。
  • ・「々」などの繰り返し記号は、直前の字と同じ画数で数えます(佐々木=7+7+4=18画)。
  • ・辞書にない字(まれな異体字など)は0画にせず、画面上で画数を手入力していただく形にしています。黙って別の字に置き換えることはしません。
  • ・さんずいを「水」4画と数えるなど、未対応の部首ルールもあります。できないことも書いておきます。

3. 守護神はどう決まるのか

ここからは当サイト独自の部分です。守護神は、五行(木・火・土・金・水)と 陰陽という東洋思想の二つのものさしを、名前の画数にあてはめて選んでいます。

主の守護神(10通り)

人格の下一桁から五行を決めます (1・2=木、3・4=火、5・6=土、7・8=金、9・0=水)。 さらに総格が奇数なら陽、偶数なら陰。 五行5つ × 陰陽2つで10通り、それぞれに一柱の神様を割り当てています。 人格は「その人の核」、総格は「人生全体」を表す格なので、 いちばん中心の二つで主の一柱を決める——という考え方です。

脇に添う副守護神(さらに10通り)

副守護神は、名前の別の場所を見ます。外格(人との縁)の五行 × 地格(土台)の陰陽です。 主と副の組み合わせは10×10=100通り。 同じ守護神の方でも、脇に添う神が変われば読みも変わります。 さらに二柱の五行が相生(育てる)・比和(同じ気)・相剋(削り合う)の どれにあたるかで、添える言葉も変えています。

神話は創作しない

結果に添える神話は、『古事記』『日本書紀』に書かれている内容だけを紹介し、 必ず出典を付けています。それらしい話を作って盛ることはしません。 記紀に登場しない神様——たとえば瀬織津姫は『大祓詞』の神です——については、 「記紀には登場しません」とはっきり書いています。

4. 前世はどう決まるのか

最初にはっきり書きます。伝統的な姓名判断に「前世を読む流派」は存在しません。これは『古事記』『日本書紀』の八百万観——山にも川にも木にも石にも神が宿る——を土台に、 当サイトが独自に組み立てた読み物です。占いというより、 名前から一つの物語を引き出す仕掛けだとお考えください。

要素決め方数
姿(すがた)人格を12で割った余り。十二支と同じ「十二」の分類12種
地(ち)外格を8で割った余り。八方位・八卦の「八」8種
時(とき)天格を6で割った余り。六道輪廻の「六」6種

12×8×6=576通りの組み合わせになります。 姿は人だけではありません。獣・鳥・龍・樹・焔・風——12種のうち半分は人ならざるものです。 八百万の神々の世界では、あらゆるものに魂が宿るからです。

5. できないこと・限界

仕組みを公開する以上、都合の悪いところも書きます。

  • ・姓名判断は流派によって結果が変わる占いです。旧字体か新字体か、霊数を足すか——どれも当サイトが一つの立場を選んでいるだけで、唯一の正解ではありません。
  • ・画数が同じなら、別の方でも同じ結果になります。名前という一つの情報から読めることには、当然かぎりがあります。
  • ・当サイトの鑑定は娯楽・参考のためのものです。進学・就職・結婚・医療など、人生の重要な判断の根拠にはなさらないでください。

それでも、自分の名前を数字と神話の側から眺めてみると、 思いがけず背中を押されることがあります。 そういう時間のために、このサイトを作っています。

よくある疑問

Q. 結果はランダムに決まっているのですか?

A. いいえ。当サイトの鑑定に乱数(ランダム)は一切使っていません。すべてお名前の画数から計算しています。そのため、同じお名前を何度入れても、いつ入れても、必ず同じ結果が出ます。逆に言えば、同じ画数の組み合わせの方には同じ守護神・同じ前世が出ます。

Q. 入力した名前はどこかに送られますか?

A. 送られません。画数の辞書も計算も、お使いのブラウザの中に入っています。鑑定結果ページへお名前を渡すときも、サーバーに送られないURLの「#」より後ろの部分を使っています。またお名前が表示されるページには広告を一切置いていません。

Q. どこまでが伝統で、どこからが独自ですか?

A. 五格の計算・81数理の吉凶・五行と陰陽の考え方は、日本の姓名判断で広く使われている伝統的な枠組みです。一方、守護神の割り当てと前世の読み解きは、記紀の神々を土台に当サイトが独自に組み立てた読み物です。伝統的な姓名判断に「前世を読む流派」はありません。この記事と各ページの両方に、そう明記しています。

Q. 神様の話はどこまで本当ですか?

A. 鑑定結果に添えている神話は『古事記』『日本書紀』に書かれている内容をそのまま紹介し、出典を明記しています。話を盛ったり、それらしく創作したりはしていません。たとえば瀬織津姫は記紀に登場せず『大祓詞(おおはらえのことば)』の神なので、その旨をきちんと書いています。

仕組みが分かったところで、試してみる

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