家の中の役まわり
伸ばす人
のばすひと
五行の「木」

新しいことを始め、家の中に風を通す気。育ち盛りの木のように、前へ前へと伸びていきます。
どんな気か
木の気は、上へ伸びようとする力です。土を割って芽を出し、光のあるほうへ枝を伸ばす。止まっていることが性に合わず、同じ景色が続くと息苦しくなります。この人がいる家は、放っておいても何かが始まります。新しい店、新しい習いごと、新しい道具。誰かが止めない限り、次から次へと手を広げていきます。
家の中でしていること
家の中では、話題を持ち込む役です。外で見聞きしたこと、面白そうなこと、やってみたいこと。それを食卓に持ち帰ります。家族旅行や引っ越し、模様替えの言い出しっぺも、たいていこの人です。退屈が何より苦手なので、家の空気がよどんでくると、自分から何かを変えようとします。
強みが出る場面
始めることに、ためらいがありません。他の人が「どうしようか」と考えているうちに、もう一歩目を踏み出しています。家の流れが止まったとき、最初に動けるのがこの人です。前例のない場面にも強く、やったことのないことを引き受けられます。
つまずきやすいところ
広げすぎて、畳めなくなります。同時にいくつも手をつけ、どれも中途半端なまま次へ行く。また、止められることに強く反発します。家族が心配して言った一言を、否定されたと感じてしまうことがあります。
家族からの接し方
この人の「やってみたい」を、最初から否定しないでください。否定されると、言わなくなります。言わなくなったこの人は、家の外で勝手に始めてしまいます。まず聞く。そのうえで心配なことがあれば、反対ではなく条件として伝えてください。
家に「伸ばす人」がいないとき
木の気が家にいないと、変化のきっかけが生まれにくくなります。悪いことではありませんが、同じやり方が何年も続きがちです。外から新しいものを持ってくる人——友人、親戚、職場の人——を、意識して家に招くとよい流れが入ります。
※ 五つの役に上下はありません。どれが優れている・劣っているということもありません。 この読み解きは、伝統的な五行の考え方をもとに八百万の杜が独自に組み立てた読み物です。 娯楽・参考としてお楽しみいただき、ご自身やご家族についての判断の根拠にはなさらないでください。




