家の中の役まわり
受けとめる人
うけとめるひと
五行の「土」

どっしり構えて、みんなを受けとめる気。家の土台で、帰ってくる場所になります。
どんな気か
土の気は、すべてを受け入れて育てる力です。何が落ちてきても受けとめ、時間をかけて自分のものにしていきます。動きは速くありません。けれど、この人が動かないからこそ、まわりは安心して動けます。派手さはなく、気づかれにくい気ですが、家の重心はいつもここにあります。
家の中でしていること
家の中では、土台の役です。誰かが疲れて帰ってきたとき、黙って受けとめているのがこの人。愚痴を聞き、話を遮らず、結論を急がせません。家の決まりごとや習慣を守るのもこの人で、変化の多い家では唯一の変わらない部分になります。
強みが出る場面
どんな話も受けとめられます。感情的な話、まとまらない話、答えのない話。他の人が「で、結局どうしたいの」と言ってしまう場面でも、この人は最後まで聞けます。家族がいちばん本音を話しやすい相手です。
つまずきやすいところ
受けとめすぎて、溜め込みます。自分の不満を言わないまま、ある日限界が来る。また、変化に弱く、引っ越しや環境の変化で調子を崩すまでに時間差があります。本人も「なぜ最近しんどいのか」が分かりません。
家族からの接し方
この人に、たまには聞いてあげてください。いつも聞く側なので、自分から話し出すことがありません。「最近どう?」と尋ねられるのを、実は待っています。そして、急な変更をなるべく避けてください。前もって知らせるだけで、この人の負担はずいぶん減ります。
家に「受けとめる人」がいないとき
土の気が家にいないと、受け止め役が不在になります。話がいつも結論を急ぐ方向に進み、感情を置き去りにしがちです。家族以外に、話を聞いてくれる人を一人持っておくと、この家はずっと楽になります。
※ 五つの役に上下はありません。どれが優れている・劣っているということもありません。 この読み解きは、伝統的な五行の考え方をもとに八百万の杜が独自に組み立てた読み物です。 娯楽・参考としてお楽しみいただき、ご自身やご家族についての判断の根拠にはなさらないでください。




