家タイプ
鍛え合う家
きたえあういえ
違う気がぶつかり、互いを磨き合う家

この家で起きやすいこと
この家では、話が簡単にはまとまりません。同じ出来事を見ても、それぞれ別のことを言います。片方が「すぐやろう」と言えば、片方は「もう少し考えよう」と言う。どちらも本気で、どちらにも理があります。そのため会話は長くなりがちですが、結論が出たときの精度は高い。外からは言い合いの多い家に見えても、家族は案外けろりとしていることが多いのも特徴です。
どういうときにこの型になるか
ご家族のふたりずつの組み合わせを見たとき、相剋(互いを削り合う関係)の数が、相生(育てる関係)の数より多いときに、この型になります。五行では、木と土、土と水、水と火、火と金、金と木が、それぞれ相剋の関係にあたります。
この家の強み
この家の最大の強みは、守備範囲の広さです。違う気を持った人が揃っているということは、家の中に「始める力」「支える力」「決める力」「考える力」が分散して存在しているということ。だから、どんな事態が起きても、誰かがその分野を得意としています。一人では絶対に出せない対応力が、この家にはあります。磨き合う関係は、互いを鈍らせません。
つまずきやすいところ
疲れます。これは正直に書きます。分かり合うまでの手間が、ほかの家より多くかかる。とくに、心身が弱っているときに相手の違いを受け止めるのは、かなりの負担です。また、ぶつかること自体を「仲が悪い証拠」と誤解してしまうと、家族のあいだに要らない距離が生まれます。言い合いの多さと、仲の良し悪しは、まったく別のことです。
うまく回すためのこつ
相手を変えようとしないでください。この家のぶつかりは、どちらかが間違っているから起きるのではなく、はじめから持っているものが違うから起きます。「そういう人だ」と置いておけるようになったとき、同じ会話がまったく違うものになります。もう一つ——疲れているときは、大事な話を翌日に回してください。それだけでこの家は、ずいぶん穏やかになります。
立場ごとの読み方
親の立場の方へ
子どもが自分と違いすぎて、育て方に迷うことがあるかもしれません。けれど、あなたのやり方を押しつけなかったぶん、その子は自分の形で育ちます。「分からないけれど、認める」——この家の親ができるいちばん大きな仕事は、それです。分かってから認めようとすると、間に合いません。
子の立場の方へ
親と話が噛み合わないと感じているかもしれません。それは、あなたが悪いのでも、親が悪いのでもありません。持っている気が違うだけです。将来あなたが外の世界に出たとき、この家で鍛えられた「違う人と話す力」は、思いのほか役に立ちます。噛み合わない会話を続けてきた経験は、確かな財産になります。
※ 四つの型に、良い家・悪い家の区別はありません。当たりの家族・はずれの家族を決めるものでもありません。 この診断は、伝統的な五行の考え方をもとに八百万の杜が独自に組み立てた読み物です。 娯楽・参考としてお楽しみいただき、ご家族についての判断の根拠にはなさらないでください。



