家タイプ
寄り合いの家
よりあいのいえ
似たところと違うところが、ほどよく混ざった家

この家で起きやすいこと
この家では、分かり合える相手と、分かり合えない相手が、同じ家の中に同居しています。母とは話が早いけれど父とは噛み合わない、兄とは似ているけれど妹とはまるで違う——そんなふうに、相手によって手ごたえが変わります。だから家族全員で話すより、二人ずつで話したほうがうまくいく場面が多いはずです。全体として大きく傾くことはなく、良くも悪くも安定しています。
どういうときにこの型になるか
ご家族のふたりずつの組み合わせに、比和(同じ気で似た者どうし)・相生(育てる関係)・相剋(磨き合う関係)がほどよく混ざり、どれかに大きく偏っていないときに、この型になります。四つの型の中では、いちばん起こりやすい形です。
この家の強み
この家の強みは、崩れにくさです。全員が同じ方向に突っ走ることも、全員がぶつかって消耗することもありません。誰かが極端に走れば、必ず誰かがブレーキになります。また、相手によって距離感を変えられるので、家族の中に逃げ場があります。一人とうまくいかないときも、別の一人がいる——これは思っているより大きな支えです。
つまずきやすいところ
安定しているぶん、自分から変わるきっかけが生まれにくい家です。現状でそこそこうまくいっているので、わざわざ動く理由がない。そのため、環境が大きく変わったときの対応が遅れることがあります。また、家族の中で組み合わせの相性に差があるため、いつも同じ人が間に入って調整役を背負いがちです。
うまく回すためのこつ
外から新しいものを持ち帰った人を、まず否定しないでください。この家が変わるきっかけは、ほとんど外から来ます。「よく分からない」と言う前に、一度だけ最後まで聞いてみる。それだけでこの家は、安定したまま前に進めます。そしてもう一つ——調整役がいつも同じ人になっていないか、たまに見回してください。
立場ごとの読み方
親の立場の方へ
子どもによって、手ごたえがまるで違うはずです。片方とは話が通じて、片方とは通じない。それは育て方の差ではなく、持っている気の違いです。通じない子を、通じる子と同じやり方で育てようとしないでください。別の扉から入るほうが、ずっと早く届きます。
子の立場の方へ
家族の中に、話しやすい人と話しにくい人がいるはずです。無理に全員と同じ距離で付き合おうとしなくて大丈夫です。話しやすい人を通して伝わることもあります。この家には逃げ場があるので、どこかで行き詰まっても、別の場所が必ず空いています。
※ 四つの型に、良い家・悪い家の区別はありません。当たりの家族・はずれの家族を決めるものでもありません。 この診断は、伝統的な五行の考え方をもとに八百万の杜が独自に組み立てた読み物です。 娯楽・参考としてお楽しみいただき、ご家族についての判断の根拠にはなさらないでください。



