やおよろずのもり

八百万の杜

三重県

伊勢神宮 内宮(皇大神宮)

いせじんぐう ないくう/こうたいじんぐう

通称:お伊勢さん

太陽の女神・天照大御神をお祀りする、日本人の総氏神。二十年に一度すべてを建て替える式年遷宮で知られます。

伊勢神宮 内宮(皇大神宮)(三重県)の五十鈴川に架かる宇治橋の鳥居
伊勢神宮 内宮(皇大神宮)五十鈴川に架かる宇治橋の鳥居写真:MaedaAkihiko / CC0 (Wikimedia Commons)
開運国家安泰人生の節目の報告感謝の祈り

基本情報

ご祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
位置づけ
神宮(すべての神社の本宗とされる)
住所
三重県伊勢市宇治館町1
アクセス
近鉄「宇治山田」駅・JR/近鉄「伊勢市」駅からバスで「内宮前」下車。外宮からバスで十数分の距離です。
主な祭り
神嘗祭(十月)をはじめ、年間を通じて千五百ほどの祭りが行われています。

※ 参拝時間・授与所の受付時間・交通機関のダイヤは変わることがあります。 お出かけの前に、各神社の公式情報をご確認ください。

由緒

皇大神宮(内宮)は、皇室の御祖先であり、国民から総氏神のように崇敬されてきた天照大御神をお祀りするお宮です。神宮は内宮・外宮のほか別宮・摂社・末社などを含む百二十五社の総称で、そのうち内宮は中心となるお宮にあたります。

神宮を語るうえで欠かせないのが、二十年に一度、ご正宮や別宮の社殿を新しく造り替えて神様にお遷りいただく式年遷宮です。飛鳥時代の天武天皇が定め、持統天皇四年(六九〇年)に第一回が行われたと伝えられ、戦国期の中断をはさみながらも千三百年にわたって受け継がれてきました。二〇一三年の第六十二回に続き、現在は第六十三回に向けた歩みが進んでいます。

古びる前に新しくして、また同じ形で建て直す。永遠を「変えないこと」ではなく「更新し続けること」で保つ——天照大御神という太陽の神にふさわしい考え方が、この社には流れています。

見どころ

宇治橋

五十鈴川に架かる、日常と神域を分ける橋。ここから先は空気が変わります。

五十鈴川御手洗場

手水舎のかわりに、川の清流で直接手を清められる場所。内宮ならではの作法です。

御正宮

唯一神明造と呼ばれる、簡素で気高い社殿。個人のお願いごとではなく、まず日々の感謝を伝えるのが古くからの習わしとされています。

参拝のヒント

古来の習わしでは、外宮(豊受大神宮)を先にお参りしてから内宮へ向かいます。これを外宮先祭といい、外宮の豊受大御神が天照大御神にお食事をお供えする御饌都神であることに由来します。参道は、外宮が左側通行、内宮が右側通行。内宮では宇治橋を渡ったあと五十鈴川の御手洗場で心身を清めてから、御正宮へ進みます。

神社参拝の基本の流れを読む →

天照大御神を守護神に持つ方へ

天照大御神を守護神に持つ方にとって、ここは「原点に戻る場所」です。人の中心に立つ運を持つぶん、疲れやすくもあります。何かを願いに行くというより、いまの自分を報告しに行く場所だと思って訪ねると、不思議と進む方向が定まります。

天照大御神あまてらすおおみかみ)の神話とご利益をもっと読む →

※ この節は、当サイトが姓名判断の五行の考え方をもとに書いた読み物です。 神社に伝わる由緒や教えではありません。

よくある質問

Q. 内宮と外宮、どちらに先に行けばいいですか?

A. 古来の習わしでは外宮が先です。外宮の豊受大御神が天照大御神の食事を司る神であることに由来します。ただし時間の都合でどちらかしか回れない場合、内宮だけの参拝でも失礼にはあたりません。

Q. 御正宮では、お願いごとをしてもいいですか?

A. 御正宮では個人のお願いではなく、まず感謝を伝えるのが古くからの作法とされています。個人的な祈願は、近くの別宮(荒祭宮など)でされる方が多いです。

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