前世の縁
旅の道連れ
たびのみちづれ
新しい縁
途中まで一緒に歩き、分かれ道で別れた二人
前世の情景
峠の分かれ道。片方は東へ、片方は西へ。名前も、行き先も、深くは聞きませんでした。数十日を共に歩いただけの間柄です。それでも別れ際、二人とも少し立ち止まりました。
前世で、何が起きたか
再会は、ありませんでした。互いに、相手が無事に着いたかどうかを知らないまま生涯を終えました。短い時間でしたが、その道中の会話を、二人とも死ぬまで覚えていました。
そのため、現世のおふたりは
距離感が心地よい相手です。べったりしないのに、会えば必ず話が弾む。人生の一時期だけ濃く関わり、また離れる——そういう縁の結び方をします。離れても、悪い感情は残りません。
今世の宿題
今度は最後まで見届けることです。前世で「その後」を知らないまま終わったぶん、今世では相手のたどり着く先を、見届けてみてください。
※ 伝統的な姓名判断に「前世を読む流派」はありません。これは『古事記』『日本書紀』の八百万観——山にも川にも木にも石にも神が宿るという考え方——を土台に、 八百万の杜が独自に組み立てた読み物です。前世の実在を主張するものではなく、 ご自分の性質を別の角度から眺めるための、物語としてお楽しみください。