前世の姿
焔
ほむら
火
燃えあがり、すべてを変えたもの
前世の情景
あなたの魂は、形を持ちませんでした。かまどの小さな火として人を生かし、山を焼く野火として何もかもを奪った——そのどちらもあなたです。あなたに善悪はありませんでした。ただ、触れたものを別のものに変えました。焼け跡には、必ず新しい芽が出ました。それも、あなたの仕事のうちでした。
背負っていたもの
変えること。留まることができず、燃えるものがある限り進み、燃やし尽くしたところで消える。あなたは自分の終わりを、いつも知っていました。
現世に持ち越した性質
何かを生み出している時が、いちばん生きています。同じことの繰り返しに耐えられず、定期的に環境を変えたくなる。感情の温度が高く、好きと嫌いがはっきりしています。人を巻き込む熱があります。
魂に残る癖
燃え尽きます。全力で走り切ったあと、何もできない時期が必ず来る。また、勢いのまま発した言葉が、相手に火傷を残していることに、あとで気づきます。
この魂が惹かれるもの
火のある場所。新しい挑戦。古いものを手放すこと。部屋を片づけると調子が戻るのは、この魂の性質です。
※ 伝統的な姓名判断に「前世を読む流派」はありません。これは『古事記』『日本書紀』の八百万観——山にも川にも木にも石にも神が宿るという考え方——を土台に、 八百万の杜が独自に組み立てた読み物です。前世の実在を主張するものではなく、 ご自分の性質を別の角度から眺めるための、物語としてお楽しみください。