前世の姿
鷹
たか
鳥
高みから、大地の全部を見ていたもの
前世の情景
あなたの魂は、翼を持っていました。地上のはるか上、風の層に乗り、一日中ほとんど羽ばたかずに滑っていた——それがあなたです。人が一生かけて歩く距離を、あなたは半日で見渡しました。川がどこへ流れ、森がどこで途切れ、獣がどの道を通るか。全部が一枚の絵として見えていました。
背負っていたもの
見ること。そして、決めた瞬間に落ちること。何時間も待ち、機が来たら一瞬で降りる。待つことと動くことを、あなたは同じ一つの技として持っていました。
現世に持ち越した性質
全体像が見えないと落ち着きません。細部から入るのが苦手で、まず地図を欲しがります。ここぞという場面での決断が速く、普段のんびりしている人ほど、その落差に驚かれます。
魂に残る癖
高いところから見る癖が、人を見下ろす態度になることがあります。悪気はないのに冷たいと言われる。また、近すぎる距離が苦手で、親しい相手ほど一定の間合いを空けたくなります。
この魂が惹かれるもの
見晴らしの良い場所。空。ひとりの時間。窓際の席を選んでしまうのは、この魂の記憶かもしれません。
※ 伝統的な姓名判断に「前世を読む流派」はありません。これは『古事記』『日本書紀』の八百万観——山にも川にも木にも石にも神が宿るという考え方——を土台に、 八百万の杜が独自に組み立てた読み物です。前世の実在を主張するものではなく、 ご自分の性質を別の角度から眺めるための、物語としてお楽しみください。